富士市との合併を契機に旧富士川町時代最後の年、
木島投げ松明で始めた『駿州木嶋手筒組』の活動も本年で15年を迎えました。

毎年8/16日にFriendsの目の前の河川敷にて、
川の犠牲者や先祖などの霊の供養として木島投げ松明が開催されてきました。
今年はコロナ禍の影響により中止となってしまいましたが、
組合の方々から手筒花火だけでも一緒にあげようとのお誘いで、
今回初めてFriendsスタッフも参加させていただく事になりました
昔からの作り方で一本一本全て手作業で丁寧に心を込めて作られていた事を知り、
僕達も少しながら制作から携わらせていただきました。

全てボランティアとして組合の方々で夜な夜な製作に力を入れてきました。


年に何度も見れるものでもないので、
ご都合のよろしい方は是非見にきてくださいね
当日は会場の隣でデコレーショントラックのお披露目会もあるようです
会場で会いましょう










打ち上げ日:2022年9月25日(日)
時間:19:00〜
場所:富士市木島河川敷
【手筒花火】
徳川家康が日本で最初に駿府城で花火を鑑賞したと言われています。火縄銃と共に伝えられた火薬が戦乱がおさまった江戸時代になり、花火として使われ始め、この立花火が現在の手筒花火の根源となっています。今日、県内各地で愛知県三河地方では、その手筒花火の伝統技が、奉納煙火などとして引き継がれています。
私ども駿府古式砲術研究会が活動拠点としている富士市木島地区では、従事から旧盆にかわの犠牲者や先祖などの霊を供養し、水資源の恩恵に感謝する川供養行事、木島投げ松明(富士市無形民族文化財)が行われてきました。
この研究会が母体となって、手筒花火を通じ地域伝統行事を継承することなどを目指して活動を始めました。
手筒花火からあがる火炎、降り注ぐ火の粉、動と静の演舞は、数百年の伝統の技を受け継ぎ天下泰平を祈念する意気込みです。
駿州木嶋手筒組
会長 角替 進
