こんにちわ!
今日も、非常にポカポカでとても気持ちいい生活をおくらさせていただいてます。
冬型の典型的な気象により、夜冷え込んだ空気が太陽さん熱により温められて雲となり、特に富士山の周りは雲で埋まり、未だ家の近所からはひょこっとしか姿を見てません。。
今日はいつ見せくれるのかな。
そんなことを待ちわびながら、meeto Designからのお話です。
今日は、
『革物(植物タンニンなめしについて)は、人の肌をケアしていくと同様、愛着良く面倒をみてあげると、こんなにもアジあるものになっちゃうよ!』
編を紹介したいと思います。
下の写真は、創ってまだ新鮮ホヤホヤの状態の小銭ケースです。
ただ単に『使う』ということプラス、定期的にオイルをくれたりしてあげるだけで、上の写真の小銭ケースがなんと!
。
元の色は、淡い『ワイレッド』でしたが使用して3年~5年。
見事に高級感のある光沢とアジが、新品時には想像もできなかった表情に年をとっています。
今回は、持ち主(まあ)からの『糸』の縫い代えの依頼でした。
ここで手縫いの良さというものが出てくるのですが、ご存じない方へ簡単に『ミシン縫い』と『手縫い』の違いを説明したいとおもいます。
上図は、①ミシン縫製・②手縫い縫製を図にしたもので、解りやすく赤と青の2本の糸で縫製した断面図です(間のピンクは革)。
①のミシン縫製の方は、青が上糸、赤が下糸なのですが、青の上糸のみがただ赤の下糸を絡めて元に戻ってきて更に次に進んで…、といった同じ作業をしていきます。
逆に②の手縫い縫製の方は、見ての通り赤の糸と青の糸がチェーンのようにお互いが行き来しているのが解ると思います。
何が言いたいのかと言うと、
ミシン縫製は機械による縫製なのでさすが仕上がりがとても早いです。
しかし、デメリットとして、どちらか切れた所からいずれ早いうちにすべてほつれてしまいます。
逆に手縫い縫製の方は、手作業でしかもすべて1穴1穴に、1回1回針を刺して交差させながら同じ作業を進めて行くので、ミシンに比べて何十倍もの時間を費やして仕上がります。
その分、手で縫ったものは1ヵ所が解れたり切れたとしても、お互いの糸が交差して絡み合ってますので、糸がすり減って無くならない限りは解れたりしません。
また、ミシン製法に比べて温かみのある一品にもなりますし、お値段が高価になってしまうのははそのせいでもあります。
うんちくはさておき、先ほどのリメイクが完成いたしました。
ご要望通り、水色の糸で縫いなおしました。
専用オイルも適量に加えて上げ、少し若返った気がするのは気のせいかな。。
このタイプはなかなか小銭も十分入るサイズですので、よかったらみなさんも是非使ってみてください!
お問い合わせ/meeto0119@yahoo.co.jp